事故などの際に録画されて無かった！という相談が増加

以下の朝日新聞デジタルの記事によると、ドライブレコーダーのデータを確認したら録画されていなかった、という相談が増えていると国民生活センターが発表！

ドラレコ「録画されてない」相談増加　ＳＤカード原因？：朝日新聞デジタル

※リンク先の記事が削除される場合あり。

実際に事故にあって、「肝心な事故時の映像が録画されていなかった」という事例が多いようです。

これではドライブレコーダーが付いていても、付いていないのと変わりない結果なので、ドラレコを取り付けたからといって安心はせずに、運用の方にも気を配っておきましょう！

ドラレコ運用時のポイント

エンジン始動後に、ドライブレコーダーの電源が入ったか？

まずは、確認しましょう。

故障のほか、シガーソケットの挿入具合次第では、接触不良などで電源が入っていない可能性もあります。

筆者の経験では、シガーソケットを増設するために、３連タイプの分配器を利用していたところ、シガーソケットとの相性が悪く、時々ドライブレコーダーの電源が落ちているという現象を体験！

この場合、エンジン始動時は問題なくても、走行中に勝手に電源が切れる事もあって、問題としては深刻でした。

対応策

・信頼性の高い機種を選ぶ。

暑い夏の時期では、不具合が発生しやすいです。

・電源は車両から直接とる。

オプションで直接配線するタイプの電源コードが出ている機種では、検討してみましょう。

シガーソケットを使う場合は、緩みが無いか？抜けやすくないか？等の確認を。

・電源オンが分かりやすい機種を選ぶ。

起動時に音声案内など何らかのアナウンスがあると安心感が違います。

次に録画が開始されているか？

確認です！

ドライブレコーダーの機種によっても、簡単に確認できるモデル、そうでないモデルがあり、ドラレコの取り付け場所によっても、確認の容易さは変わってきます。

電源は入っていても録画していない場合があるので、要注意！

さらに、録画しているように見えても、実際には不具合が出ている場合があります。

そこで、定期的に録画に問題が無いかも、チェックすることをお勧めします。

録画チェック

パソコンで確認するのがベストですが、その場合は、microSDカード等の記録媒体を本体に戻すのを忘れないように注意！

パソコンが無いという方は、Wi-Fi機能搭載のドライブレコーダーが便利です。

または、スマートフォン等で確認です。

スマホで確認できる体制を整えておけば、いざという時にも直ぐに映像を確認できるので、素早い対応も可能に。

iPhone等で主流のmicroSDカードが直接扱えない場合は、カードリーダー（※）を用意すればOK！

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フォーマット

定期的に使用しているメモリーカード（microSDカード等）をフォーマットすることで、録画エラーを回避できる可能性が高くなります。

少し言い方を変えると、録画が出来ていない原因として、メモリーカード（microSDカード等）のトラブルが多かったりします。

ということは、定期的なフォーマットをすることで、トラブルの発生確率を下げることができます。

ドライブレコーダーによっては、定期的にフォーマットを促すようなアナウンスをしてくれる機種もあります。

でも面倒！

そう思われた方は、フォーマットフリータイプのドライブレコーダーを選ぶというのも対策の一つ。

ただ、これからドライブレコーダーを購入しようという方は選択肢として検討できますが、購入したばかりだったり、直ぐに買い替える予算がなかったり、etc…。

そのような場合は、繰り返しの録画に強い高耐久タイプのmicroSDカード等が発売されているので、検討してみると良いです。

今使用しているメモリーカードは、いざというときの予備に回して、高耐久タイプを導入すれば、一石二鳥です！

簡単にポイントを紹介してみました。

ただし、ご使用のドライブレコーダーや取り付け車両といった要素によっても変わってくる部分もあるので、ご自身の利用状況に応じて考えてみてください！