ドラレコで後方撮影する方法(概要編)
2018/07/16
煽り運転への対策として、ドライブレコーダーで車両の後方を撮影したいという方が増えています!
ドライブレコーダーを発売しているメーカーとしても、後方撮影に対応した2カメラタイプの機種を、続々と投入してきています。
あおり運転のほか、追突事故やバイクの巻き込み、駐車中のイタズラや当て逃げといったケースでも、、前方1カメラと比較して、重要な証拠となる映像を確保できる可能性が高まります。
そこで、ドライブレコーダーにて、車両後方を撮影するための予備知識を紹介します。
↑GoSafe 34Gにて!
後方録画する方法
選択肢として、いくつか考えられます。
専用タイプ
車両の前方を撮影するための本体(カメラ)に加えて、分離した小型カメラを備えるタイプを取り付ける!
具体的に機種を上げると…
2018年4月に登場した コムテック HDR-951GW が売れています。
▼ 公式サイト
ドライブレコーダー HDR-951GW | COMTEC 株式会社コムテック
このタイプのメリットとしては、前後同時に録画した映像を、専用ビューワー付属であれば、前後の映像を1画面で確認することが出来ます。
ということは、前方映像と後方映像の時間が完全に一致するので、状況を把握しやすいです。
それと、本体と比べると分離した後方撮影用カメラは小さいので、後方の視界を妨げたり、付いているのが気になったりする可能性が低いです。
デメリットとしては、本体だけであれば、DIYでの取り付けも容易ですが、取り付け作業の難易度としては上がってしまいます。
難易度は、取付車種にも左右されますが、後方から前方のドラレコ本体まで、専用線(接続線)を引きまわす必要があるので!
さらに、導入コストがやや高くなります。
とても安い機種もありますが、2万円台が中心!
加えて、業者さんに取り付けてもらうと、取付工賃が加わり、トータル3万円以上の予算が必要になってきます。
※導入コストは、機種によっても変わってきます。
あとは、1枚のメモリーカードで前後の映像を保存するので、前方の映像だけの場合と比べると、録画できる時間が短くなってしまいます。
ドラレコ2台取付
前方の撮影用とは別に、もう一台のドライブレコーダーを後方用として取り付ける方法です。
後方用ドライブレコーダーの電源の確保が課題になりますが、トランクルームにシガーソケットがある車種であれば、すぐに後方撮影が可能になります。
無い場合でもシガーソケットの延長コード(ケーブル)を使うことで、比較的簡単に後方の撮影が出来ます。
また、ドライブレコーダー2台分になるので、コスト的な点も気になるところですが、とりあえず格安なドライブレコーダーを取り付けておいて、導入コストを抑えることも可能です。
予算に余裕が出来たら高性能な機種に取り換えることも簡単ですし、映像だけしっかり撮れれば良いという事であれば、1万円以下で画質が良い機種を選ぶ等、選択の幅が広いです。
メモリーカードも別々になるので、長時録画にも有利です。
デメリットを上げるとすれば、分離した小型カメラよりは、リアガラスに占める割合が多くなることです。
筆者的には、あまり気になりませんが、取付車種などによっても変わると思います。
あとは電源ケーブルの処理です。
電源コード長に余裕が出過ぎるので、どこに収めるのかという課題があります。
場合によっては、前方まで持って行くという選択肢もありかと思います。
バックカメラ映像を録画
バックカメラが付いてれば、その映像を録画する方法もあります。
ただ、それを実現する為には、それなりの知識が必要になります。
メリットとしては、既存のバックカメラを活用するので、車両後方および前方までの配線作業を省くことが出来るので、作業時間を短縮できます。
そして、リアガラスにカメラを取り付けないので、後方視界への影響がありません。
デメリットとしては、カメラの取り付け位置(高さ等)や角度によっては、期待した映像を得られない可能性があります。
また、雨などの日は水滴の付着により、映像が鮮明でなくなる可能性もあります。
水滴が付かないような、コーティング剤などで対処は可能だと思いますが…。
あと、リアカメラでは、高画質を期待できない可能性もあります。
これはカメラの性能に左右されますが、特に逆光への対策を行っているリアカメラは未だ少ないです。
▼ リアビューカメラレコーダー
今、筆者的に取付を検討しているのが、以下の製品です。
リアビューカメラレコーダー|SR SAFETY SYSTEMホームページ
映像入力端子の違いで、2タイプの製品があります。
RAC端子の場合は、SR-SD02です。
トヨタとダイハツの4ピンの場合は、SR-SD01。
▼ 録ナビ
ドライブレコーダー内蔵ナビ「録ナビ」スペシャルサイト|デンソーテン
カーナビゲーションの買い替えや購入を検討されているならば、選択肢になると思います。
ただし、「ECLIPSEバックアイカメラ以外での後方録画は動作を保証いたしかねます。」という記載があります。
接続要件を満たせれば、メーカー外のカメラでも大丈夫だと思いますが…。
本体一体型2カメラ
これまで紹介したタイプと比較すると、得られる映像の有効性は低くなりますが、取付車種によっては後方の状況も録画可能です。
360度撮影タイプ
本体内蔵の2カメラタイプと同様なことが言えます。
室内設置のデメリット
車外にカメラを取り付けた以外では共通です。
カメラの取り付け位置によっては、雨の日が苦手に!
リアガラス用のワイパーが付いていない車種もありますし、ワイパーが付いていてもワイパーが短くて、リヤガラスの上の方や端の方を拭かない車種も少なくありません。
その場合は、水滴などの影響が出てしまいます。
フロントガラスでは効果的な撥水剤も、後方撮影という意味では敵になってしまうケースもあります。
車種によっても違いが出る部分ですが!
以上、ドライブレコーダーで後方撮影したい時の参考になればと思います。
人気機種
要チェック
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