ドライブレコーダーとは

ドライブレコーダーは、カメラやマイクを搭載し、走行状況などの映像や音声を自動的に記録する装置です。

ドライブレコーダーを取り付ける車両

自動車やバイク（二輪車/オートバイ）、自転車などに取り付けることが可能です。

ドライブレコーダーの普及当初は、業務用の車両（タクシー等）が主なものでしたが、その後は自家用車へ取り付ける方も増え、現在ではバイクや自転車用のドライブレコーダーも登場しています。

ドライブレコーダーが出来る事

ドライブレコーダーの機種や性能によっても変わってきますが、車両前方の映像、車両後方の映像、中には左右方向の映像を記録することが出来る機種もあります。

加えてドライブレコーダーのマイクが集音する音声を記録します。

さらに前後左右上下方向の加速度や走行速度（車速）、走行の軌跡や現在地（緯度/経度）を記録できます。

また、業務用のドライブレコーダーでは、運航の管理も可能な機種もあります。

ドライブレコーダーの使い道

基本は、交通事故を記録し、事故状況などの把握に使用します。

事故当時の映像があるのと無いのとでは事故原因の特定や事故処理（事故後の色々な処理）のスピード大きく変わります。

ドライブレコーダーが無い場合は、事故原因等は推測や目撃証言に基づいて結論付けられてしまい、特にドライバーの証言が得られないような大きな事故では事実と正反対の結論となることもあります。

応用として、動く防犯カメラとしての役割も期待されています。

駐車中も録画を行う事で、イタズラや車上荒らし対策としても使えます。

その他、ドライブ時の映像や音声を記録して自宅のテレビなどで楽しむことが出来たり、運転を記録している、運転を記録されているといった心理面から安全運転（意識）の向上などにも役に立ちます。

ドライブレコーダーの分類

まず大きく分けるとトラックやタクシー、バスなどの業務用車両向けの商品と自家用車に取り付ける家庭用の商品に分かれます。

ただし、業務用のドライブレコーダーを自家用車に取り付けて運用することも出来るし、その逆のに家庭用のドライブレコーダーを業務用の車両に取り付けて運用することも出来るので、ドライブレコーダーのことを考えるにあり、一つの目安とし。分けて考えることにします。

ドライブレコーダーの記録タイプ

事故が起きた衝撃を感知して、その前後１０秒から２０秒くらいの映像と音声を記録するタイプのドライブレコーダー（衝撃感知ｔタイプ）と常に録画を行うタイプのドライブレコーダー（常時録画タイプ）があります。

ただし現在では、後者のタイプのドライブレコーダーがの主流です。

ドライブレコーダーの形状

ドライブレコーダーには本体とカメラが分離しているタイプのドライブレコーダー（分離型ドライブレコーダー）と本体とカメラが一体となっているドライブレコーダー（一体型ドライブレコーダー）があります。

また一体型ドライブレコーダーの中には、ルームミラーの形状をしたタイプのドライブレコーダーもあります。